私立桐蔭学園高等学校

学生を対象に、一年間を通じてSDGsをテーマとした講座を複数回開催。SDGsの考え方やその背景、いまなぜ必要とされているかといった全体像の学びから始まり、自分たちに出来ることをディスカッション。さらに、SDGsの視点から学生とファンケルが協働で商品デザインの開発や情報開発に取り組み、世の中に発信するところまでを体験するなど、複数回講座ならではの展開を毎年検討・実施しています。
過去に開催した講座はこちらから
ファンケル神奈川SDGs講座実行委員会は、 2022年7月から私立桐蔭学園高等学校と長期講座を開始しました。
参加者は、応募制で集まった高校1年生の20人。講座期間は2023年3月までで、全8回の講座を開催しました。
講座では、3つのステップで高校生と一緒にSDGs活動を行いました。
①SDGsをテーマにした化粧品のパッケージデザインを共同開発
②使用済み化粧品容器の回収促進アイデアの企画(リサイクルの促進)
③長期講座の取り組みを多くの人に伝えるPR活動を通じてSDGsの大切さを伝える情報発信
講師はファンケルの従業員が務め、講座を通じて環境問題やモノづくりを学びながら、生徒が自らがこの活動の情報発信を通じて生徒が自ら行う本活動の情報発信までを考えていくことで、生徒と一緒にSDGsの推進と貢献を図ります。
約半年にわたって活動してきた長期講座もいよいよ集大成。自分の想いを、自分の言葉で、自信をもって、メディアに向けて発信してくれました。職業体験では、笑顔でお客様に接しており、楽しんでもらえたようで何よりです。1回目の講座を思い返すと、思っていることを発言できなかったり、みんなの意見をまとめる事に苦戦したり…。たった半年ですが、生徒たちの成長を感じます。また、生徒たちの言葉を聞くと、この講座を通じて、SDGsの勉強はもちろん、我々社会人と接することによるキャリア教育に繋がっていたことも嬉しい出来事でした。