今回の講座は、SDGsのゴールの2番と3番「飢餓をゼロに」と「すべての人に健康と福祉を」を念頭に、「世界・日本の栄養課題を知ろう」をテーマに行われました。
世界では食べるものが食べられず飢餓に苦しんでいる人が約8億人いる一方、まだ食べられる食料が年間13億トンも廃棄されているというデータが紹介されたほか、日本でも栄養の偏りによって生活習慣病や新型栄養失調になる人が増えている現状などが紹介されました。
ファンケルではSDGsの重点テーマのひとつに「健やかな暮らし」を掲げ、サプリメント・健康食品を通して健康寿命延伸や生活の質の向上などに取り組んでいて、生徒たちもこうした企業の事例をもとに、1人1人ができることを考えるきっかけとなったようです。
単発講座
高校
「健やかな暮らし」若者の栄養課題
- 開催日
- 2021年11月24日(水)
- 開催場所
- 横浜女学院高等学校 (横浜市中区)
- 参加人数
- 212名(1~2年生)
- 講師
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株式会社ファンケル
SDGs推進室
中川亜衣子さん
SDGsは1人1人の行動によって達成していくものなので、講座を聞いていただいた生徒全員が1つでもできることは何だろうと考えて、小さいことでも取り組んでもらえたら嬉しいです。
- 講師
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株式会社ファンケル
機能性食品研究所
高野祐見子さん
SDGsというと大それたことをやらなければいけないというイメージがあると思うが、意外と身近なところに課題があるということに気づいてもらえるよう意識して話しました。新型栄養失調などの話をしましたが、とても熱心に聞いていただけたのが印象的でした。