今回は特に、食品ロスと栄養課題についてフォーカスし、SDGs目標の2番「飢餓をゼロに」と3番「すべての人に健康と福祉を」について学びました。現時点での国内の食品ロスの量、そしてロスを回避するためにできることを生徒たちが考え、発表。さらに新型栄養失調などの栄養課題についても身近な例とともに学びました。
身近に感じられる二つのテーマにより、SDGsは日々の取り組みや暮らしの中で実現していかなくてはならないことを生徒たちは強く感じ、「自分にできることを始めたい」「隠れ肥満を初めて知って、コンビニなどではなくて自分でお弁当作ろうと思いました」という声も聞かれました。
単発講座
高校
食料格差・食品ロス問題について考えよう!
- 開催日
- 2022年07月22日(金)
- 開催場所
- 福岡市立福岡西陵高等学校(福岡市西区)
- 参加人数
- 高校1・2年生520名(オンライン受講含)
主催:ファンケル 福岡SDGs講座実行委員会 後援:福岡県教育委員会
- 講師
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株式会社ファンケル
SDGs推進室
中川 亜衣子さん
未来をつくる高校生の皆さんから、SDGsについて今日から考えるだけではなくて、行動するという言葉を直接聞けたのが、すごく嬉しいですね。今後も講座を通じて「自分にもできるかも」「明日からこれを始めよう」など、小さな目標でもいいので、継続して取り組んでいけるきっかけになればと思っています。
- 講師
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株式会社ファンケル
機能性食品研究所
高野 祐見子さん
食糧格差や食品ロスの現実、そして若者の栄養課題を知ることで、これまでの日常生活を見直すきっかけとなれば嬉しいです。まずは身近なことから、将来は世界にまで目を向けて、課題解決に挑む大人になってもらえたらいいな、という気持ちでお話させていただきました。