ボトルデザイン完成版の披露。
第4回となった今回は、緊張の瞬間から講座が始まりました。
「私たちの意見が反映されていて嬉しかった」「これが消費者のもとに届くと思うと楽しみ」といった生徒たちの声からもわかるように、サステイナブル研究部の思いが詰まったボトルデザインが完成しました。
そして長期講座の目的はここからが本番。
2022年1月に発売されるこの化粧品ボトルを使って、どうやって世の中の人にSDGsに興味を持ってもらうか。
情報発信について考える段階に入りました。
自分たちでできる情報発信として、まず生徒たちから出た意見が、TwitterなどのSNSを使うという方法。
ほかにも「親に話して親の職場で広めてもらう」「中学校でワークショップを開く」といった意見が出されました。
さらに「メディアに取り上げられれば、より多くの人に伝えられるかもしれない」といった意見も。
世の中の情報について知った上で、高校生目線で様々なアプローチについて議論を交わしました。
最終的には、ファンケルが行う情報発信以外に、生徒たちが主体となって取り組むSNSを通した情報発信やプレスリリースの作成を生徒たち自らが進めることに決定。
今後、商品の発売までに、具体化した案の実行に移していきます。
サステイナブル研究部 副部長
平野咲菜さん(2年生)
ちゃんと形になったデザインを初めて見たのですが、私たちの意見が反映されていて嬉しかったです。普通の高校生では体験できないことをしているんだなと実感しました。
この商品をきっかけに、ビニール袋の削減など身近な取り組みが広がっていくといい。
今後はメディアを通して、SDGsに興味がない人にも興味を持ってもらえるような取り組みができるといいなと思います。