長期講座

<第4回>

商品の使いやすさと、SDGsを両立したモノづくりを考えよう

開催日
2024年03月18日(月)
開催場所
桐蔭学園小学校 (横浜市青葉区)
参加人数
小学校5年生14名
講師
株式会社ファンケル
化粧品事業本部
中川あゆさん

今回はサステナビリティの視点を通して、モノづくりの「使いやすさ」や「わかりやすさ」がどんな風に考えられているのかを、生徒の皆さんに体験してほしいと思いました。洗顔料のタイプや化粧水の容器の違いを実際に体験して、こんなに違いがあるんだということを発見してもらえたかと思います。講座の中で生徒の皆さんが活発に意見を挙げてくださり、子どもならではの考えがたくさん見えて、私自身とても勉強になりました。

長期講座4回目となる今回は「商品の使いやすさと、SDGsを両立したモノづくりを考えよう」がテーマ。
講座のはじめに、講師からモノづくりで大切な3つのことについて解説がありました。その3つとは「使いやすいこと、わかりやすいこと、環境にやさしいこと」。最初のグループワークでは3種類の洗顔料を泡立てて、泡立ちの良さや出しやすさ、使用感などを比べ、どの洗顔料が使いやすいか意見を出し合いました。性別や年齢に関係なく誰にでも使いやすい“ユニバーサルデザイン”の視点から「みんなにとっての使いやすさ」も考えて、それぞれの感想を発表しました。

続いてモノづくりの「わかりやすさ」について、トイレのマークやファンケルの商品を例に考えました。使う人が商品の効果や機能を理解できるようにデザインすることが大切だと学んだ生徒たち。その学びを活かして、グループで桐蔭小学校5年生向けの洗顔料と乳液のデザインを考えることに。男女に人気の色を使ったり、機能が伝わりやすいようイラストを加えたり、毎日使いたくなるようなユニークな発想のデザインがたくさん発表されました。

最後に、ファンケルの環境に配慮した商品づくりの取り組みが紹介されました。
講座全体を通して活発に意見を交わし合い、モノづくりについて理解を深めていく生徒たちの真剣な姿が印象的でした。

動画(2024年4月26日放送)

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