約1カ月ぶりの開催となった今回の講座では、パッケージとボトル本体のデザインを決めるワークショップが行われました。
デザインを決める上でのポイントは①ターゲット世代(40~50代)に買いたいと思ってもらえること。②コンセプトが伝わるデザインになっていること。
の2つ。A~C、3つの案をもとに生徒たちが主体となって話し合いました。
「SDGsといえば、環境をイメージする人が多いけれど、人権やジェンダー問題を表すイラストも入れたい」
「キャップの色はピンクの方が可愛い!ターゲット世代である顧問の先生もピンクが好きと言っているから、受け入れられるはず」
「SDGsは身近だということを伝えるためには、エコバッグの絵があるとわかりやすい」といったように、生徒たちからは様々な意見が。
各デザイン案の良い部分を組み合わせながら、「SDGsは身近なことから取り組める」という、自分たちが一番伝えたいメッセージが伝わりやすいデザインを決めていきました。
また、パッケージに入れるサステイナブル研究部からのメッセージ文については「地球に、ちょっといいこと。」という部のキャッチフレーズを載せる方向で決定。今後、選ばれたデザイン案を改良して、正式にデザインが完成します。
次回の講座は9月29日の予定。この取り組みを世間に知ってもらうために自分たちでできることを考えます。
サステイナブル研究部
木須裕人さん(1年生)
「どの案も個性があってSDGsを表現していたので、デザイナーの方はすごいと思いました。
自分が伝えたいことをデザインで表現するためにはどうしたらいいのかという点や、他の人の意見をひとつにまとめる点など、勉強になりました。
今回は植物由来のプラスチックを使っているので環境のことがメインですけど、商品を通してまずはSDGsを知ってもらって、小さなことからできるんだということを伝えたいです」