今回は横浜市の企業であるファンケルと石井造園が、小学5年生へ向けて環境問題について考える講座を開催しました。
最初に、ファンケル講師からプラスチックごみ問題と、削減に向けた取り組みとして「容器回収プログラム」を紹介。「プラスチックごみを減らすために自分たちにできること」について、子どもたちとディスカッションを行いました。石井造園からは、自社のSDGsの取り組み事例や、一人ひとりが身近なことからSDGsに参加することの大切さを語りました。
講座の最後に、ファンケルからは化粧品の使用済みボトルから作られた植木鉢を、石井造園からは花の苗を80株プレゼントしました。子どもたちは石井造園講師から苗を植え替える方法や水やりのポイントなどを教わりながら、もらったばかりの花の苗を植木鉢へ植え替えを行い、とてもにぎやかな講座となりました。
実際に自らの手で花を植え・育てるという体験は環境を守ることはもちろん、子どもたちにとって「SDGsは身近で楽しいこと」という実感につながったようです。
横浜市立六浦小学校
鈴木智尋先生
自分たちの住む地球が危機的状況にあることは知っているけれど、何をしたらいいかと悩んでいた子どもたち。ファンケルさんや石井造園さんといった、地元で活躍している企業が真剣にSDGsに取り組む姿を見て、子どもたちは目を輝かせていました。環境問題について考える中で「地球規模の問題をすぐに解決することは難しいけれど、身近にある問題と向き合いコツコツ行動していくことならできる」と気が付いたようです。ファンケルさんからいただいた植木鉢に、石井造園さんからいただいた綺麗な花を植えて大切に育てることで、地球の環境を守る目標達成にまた一歩近づくことができました。子どもたちには未来のために何ができるかを自分で考え、選択し行動できる大人になっていってほしいです。貴重な機会をいただき感謝しています。