今回の講座のテーマは、栄養課題とキャリアについて。
1時間目は食品ロス・若者の栄養課題について学び、身の回りで起きていることや自分にできること、企業にできることなど多角的な視点で考え、ディスカッションでは生徒たちからさまざまなアイディアが出されました。
2時間目はファンケル講師が自身の業務内容を紹介しました。仕事で大変なこと・やりがいなどが伝えられ、真剣な表情で聞き入っている様子の生徒たち。一人ひとりが将来のキャリアについて考える貴重な時間となりました。
横浜創英中学校
河本麻菜果さん
ファンケルは、“化粧品の会社”というイメージが強かったのですが、健康や栄養課題について様々な取り組みを推進していることを知ることができました。SDGsの目標に対して、企業がどんなことをしているのか実際の取り組み事例をお話しいただいたことで、SDGsは遠いものというイメージがなくなり、自分にも関係があることだと感じられるようになりました。そして自分にできることは何か考えていきたいです。
横浜創英中学校
石森優衣さん
食品ロスの講座を受けて、母親と食材の買い物に行く時、いつも余分なものまでたくさん買ってしまっていることに気がつきました。また、なるべく新鮮なものを購入したいと思い、商品を後ろの方からとってしまうこともあったのですが、これからは食品ロスの削減を考え「手前取り」を意識して買い物をしようと思います。
横浜創英中学校
阿部ゆみさん
無理なダイエットは体にとても悪いことが分かり、運動と栄養バランスのとれた食事が大切だということが学べてよかったです。ただ単に「痩せたいから食べない」ということが、いかに危険なことかを理解することができました。また、ファンケルが取り組んでいるさまざまなSDGs活動についても学ぶことができ、SDGsがより身近なものに感じることができました。
横浜創英中学校
荒井ミナ子先生
家庭科の授業として、1時間目は食品ロス・若者の栄養課題について、2時間目はキャリアについて講義をしていただきました。栄養課題については、企業としての取り組みを伺うことができ、普段の私たちの教科書とは違う視点で学ぶことができました。また、キャリアについては実際の仕事内容をご紹介いただき、生徒から「学術職はすごくかっこいい。海外の論文を読んで薬について学び、新しいことを発表する仕事を初めて知り、尊敬した」などの感想が挙がりました。