単発講座

高校

「サンゴ礁から語るSDGs」

開催日
2022年01月18日(火)
開催場所
横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校(横浜市鶴見区)
参加人数
計81名(高校24名・附属中57名)※中学生は特別参加
講師
株式会社イノカ
COO
竹内 四季さん

環境問題をはじめグローバル規模の問題に取り組んでいくなかで、サイエンスを学んでいる生徒が高い熱量をもって講座に臨んでくれたのが素晴らしかったです。
イノカの技術も、元々は趣味から生まれたものなので、生徒たちには興味がある領域を突き詰めて、その先にある世界を見てほしいと思います。

この日は講座の趣旨に賛同した企業として株式会社イノカが講師を務めました。
イノカは水槽内にサンゴ礁の生育環境を再現する「環境移送技術」を研究する企業で、2022年1月6日には国内で初めて完全人工環境下でサンゴの抱卵実験に成功しています。
2040年までには9割近くのサンゴ礁が死滅すると予測されているなか、自分たちに何ができるのか。
単純にきれいだから守るのではなく、医療など他分野の研究につなげることで、サンゴに経済的な付加価値が生まれる。
海洋生物からは年間200兆円の経済価値が生まれていて、サンゴ礁には海洋生物の25%が生息しているというデータがあるように、SDGsのなかで経済成長と環境保全の両立を図る重要性について考える良い機会となったようです。

動画(tvkニュースハーバー 1月28日放送)

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