単発講座

高校

食品ロスと栄養問題

開催日
2024年03月14日(木)
開催場所
駿台甲府高等学校(山梨県甲府市)
参加人数
高校2年生292名
講師
株式会社ファンケル
機能性食品研究所
高野祐見子さん

今回は世界の食糧課題や若者の栄養課題をテーマに、食品ロス削減に向けてすべきことや現代人特有の新型栄養失調などについてお話ししました。生徒たちも真剣に取り組んでいる様子で、ディスカッションでは積極的に発言する姿が目立ちました。健康づくりの基盤をつくるためにはバランスの良い食生活が大切です。今回の講座が自分たちの食生活について見直すきっかけになれば嬉しいです。

講師
株式会社ファンケル
サステナビリティ推進室
中川亜衣子さん

ファンケルが行っているSDGsへの取り組みとして、青汁の循環モデルや子ども食堂、製品を活用した被災地・災害支援などについてお話ししました。メモをとりながら真剣に聞き入っている生徒たちの姿が印象に残っています。私は「現在は過去の結果、未来は現在の結果」という言葉を大切にしています。今後の自分たちの発言や行動次第で未来は変わっていくということを忘れずにいてほしいです。

今回は世界と日本の食品ロス・栄養問題についての講座が、オンラインで開催されました。

まず初めに、世界で飢餓に苦しむ人たちや食品ロスの量について説明がありました。日本だけでも、まだ食べられるのに捨てられている食品が523万トンあるというデータが発表されると、その多さに生徒たちも驚いているようでした。
若者の栄養課題についてのディスカッションでは、積極的に取り組む姿がたくさん見られ、「間食が多くてジャンクフードを食べがち」「無理なダイエットによる栄養不足」などの意見が挙がりました。

最後にSDGsへのファンケルの具体的な取り組みが紹介され、ファンケル講師から「これからの未来をつくるのは皆さんです。今の自分がどう行動するかで良くも悪くも未来は変わっていきます」とメッセージが伝えられました。終始メモをとりながら真剣な表情で聞き入っていた生徒たち。一人ひとりのSDGsへの関心の高さが伺えました。

駿台甲府高等学校
加藤幹太さん

世界で様々な問題がある中でも「食」は重要な課題だと思います。今回の講座で、食育に関する知識をもっと身につけていかなければならないと思いました。また、国連WFPの一年間の支援量よりも日本の食品ロスの量が多いことを知り、とても驚きました。自分も買いすぎないようにしたり、フードバンクなどの活動にも積極的に取り組んでいきたいと思います。

駿台甲府高等学校
後藤有咲さん

これから私たちの世代が未来を担っていくことを考えると、SDGs達成に向けて些細なことでも行動していくことが大切だと感じました。例えば、コンビニでお箸を貰わないようにマイ箸を持ち歩くなど、少しずつ行動していこうと思います。また、今日の講座で学んだことを自分の周りの人たちにも伝えていきたいです。

駿台甲府高等学校
山岸航先生

SDGsについて授業で触れることはありますが、じっくり時間をかけて扱うことがなかなか難しいので、今回このような機会をいただけてよかったです。テーマも身近な内容だったので、生徒たちも興味を持って真剣に取り組んでいたと思います。今後もこういった企業による講座など、新しい企画をどんどん取り入れていきたいです。

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