単発講座

高校

プラスチック問題

開催日
2024年10月15日(火)
開催場所
福岡県立鞍手高等学校(直方市)
参加人数
高校1年生191名
講師
株式会社ファンケル
サステナビリティ推進室
今道喜美さん

講座ではプラスチック問題を生徒の皆さんが自分ごと化できるように、身近な問題にフォーカスしてお話しました。ディスカッションでは、皆さんが活発に話し合いをし、積極的に発表してくれて、SDGsへの興味‧関心の高さを感じました。今回の講座をきっかけに、SDGsにより一層関心を持ち、これからの世の中をより良くしていくアクションを起こしてもらえたら嬉しいです。

今回はプラスチック問題をテーマに講座が開催されました。

初めに、日本で捨てられるプラスチックごみの量が世界第2位であることを伝えられた生徒たち。その結果を受けて「プラスチックごみによる問題はどんなものがあるか」についてのディスカッションを行いました。生徒からは「ウミガメがプラスチックを食べる」「分解されずに残ってしまう」「プラスチックの原料に限りがある」「地球温暖化につながる」などが挙がりました。その後、生徒からも挙がったプラスチック問題についての詳しい説明を講師が行い、次のディスカッションへ。
講師から「プラスチックごみを削減する方法」について問われると「詰め替え容器を使う」「エコバッグを使う」「ペットボトルの分別」など、すぐに実践できるものから「ごみのポイ捨てをしない・させない・見逃さない」といった力強いスローガンまで、多くの意見が飛び交いました。

最後に、ファンケルのプラスチック削減についての取り組みを4Rに沿って紹介。“一人ひとりの行動が、社会課題を解決する第一歩”というメッセージが講師から生徒へ伝えられました。

終始、真剣な表情で取り組んだ生徒たち。その表情に一人ひとりのSDGsへの興味・関心の高さがうかがえた講座となりました。

福岡県立鞍手高等学校
眞木唯愛さん

探究の授業でSDGsについて学んでおり、ごみ拾いなどの活動に参加したりと環境問題について強い関心がありました。今回の講座で、ファンケルが4Rに合わせた製品づくりをしていることや、地域の人とビーチクリーンを行っていることをはじめて知りました。講座を受けて、リサイクルをするためには、改めてごみの分別が大切だと感じました。分別をしっかり行い、すこしでもSDGsに貢献していきたいです。

福岡県立鞍手高等学校
山田光喜さん

今回の講座を聞いて、歩いている時にごみが道端に落ちていることを思い出しました。環境問題や地域の印象にもつながると思うので、ポイ捨てをする人がいなくなってほしいと思います。講座では、ファンケルはプラスチック削減に取り組んでいるのが印象に残りました。自分で買い物をするときはエコバッグを持ち歩いて、できるだけレジ袋を使わないようにしたいです。

福岡県立鞍手高等学校
古川千恵先生

SDGsについて中学校から取り組んでいる生徒が多く、SDGsが身近になりつつあると感じています。本校はSSHの指定を受けており、環境とエネルギーを中心に課題研究を取り組んでいます。今回、プラスチック問題の課題解決をテーマに活動されているファンケルにお話をいただくことで、リサイクルやプラスチックの使い方などを今一度生徒たちに考えてもらえたらと思い、講座をお願いしました。なかなか世界の問題を自分ごととして捉えらなかった生徒も、この講座を通じてしっかり自分ごと化することができたと思います。学んだことを今後の生活に生かしてくれたら嬉しいです。

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