単発講座

高校

ダイバーシティ&インクルージョン

開催日
2025年11月10日(月)
開催場所
相模女子大学高等部(相模原市南区)
参加人数
高校1年生337名
講師
株式会社ファンケル
広報・サステナビリティ本部
中川亜衣子さん

今回は、女性の社会進出や更年期の症状など、女性特有の悩みについてお話させていただきました。女性はホルモンバランスと一生向き合っていく必要があります。調子が悪いとき、自分で気持ちを抱えてしまったり、SOSを出すのが苦手な方も多いため、友人・家族だけでなく企業にも、いつでも気軽に話し合える環境づくりが大切だと考えています。講座の中で自分ごととして捉えてくださる生徒が多く、ディスカッションではすぐに取り組める考えが多く挙がったことに感動しました。ファンケルの取り組みを一例として挙げましたが、多くの企業が、女性はもちろん、誰もが働きやすい環境を作っていくことが女性活躍の一歩につながると思います。

今回はダイバーシティ&インクルージョンをテーマに講座が開催されました。

はじめに、講師よりダイバーシティ&インクルージョン(D&I)とは「個々の違いを受け入れ、認め合い、生かしていくこと」であると説明がされます。その後、企業がD&Iを推進する理由をファンケルの取り組みを例に挙げながら紹介しました。

続いてのテーマはジェンダー平等について。世界のジェンダーギャップ指数が取り上げられ、教育・健康はトップクラスである一方、政治・経済は低く、総評として世界148か国中118位とまだまだ男女格差が大きいことが伝えられます。その上で「日本でジェンダー平等が進まない理由は?」という講師の問いかけに対し「男が仕事、女が家事という、役割意識を持っている」「同性婚が認められていない」「男性の政治家が多いから」といった意見が挙がりました。

最後に、女性の活躍が期待されている一方で知っておきたい「女性特有の健康課題」を考えていきます。女性なら誰しも訪れる更年期を例に、女性特有の健康課題の理解を深める動画を視聴し、「更年期を知って自分にできること」を題材にディスカッションを実施。生徒からは「相手を理解することが難しいからと言って逃げずに、素直にぶつかる」「マッサージなど更年期の症状が少しでも楽になるよう、自分にできることをしたい」「更年期を否定せず、受け入れる」など、心温まる言葉が多く聞かれました。

一人ひとりが身近な問題であることを理解し、真剣に講師の言葉に耳を傾ける姿に、生徒たちの関心の高さがうかがえた講座となりました。

相模女子大学高等部
尾﨑明さん

小学生の頃からSDGsの問題を学んでいる中で、ジェンダー平等には特に興味を持っていました。女性特有の健康課題によって女性の経済損失が多く発生していることは知らなかったので、講座で詳しく聞けてよかったです。また、日本のジェンダーギャップ指数の低さは元々知っていましたが、世界と比べてもとても低いことに驚きました。ただ、日本の総理大臣が女性になったこともあり、今後は指数も上がっていく気がします。更年期の問題については、自分の母もよく汗をかいていたり、イライラすることがあり、更年期の症状に悩んでいるかもしれないので、母との関わり方と改めて考え、できることをしようと思いました。

相模女子大学高等部
宮坂琉花さん

今まで、SDGsは世界での課題という認識でした。今回の講座で、SDGsは世界の課題でありながら、企業の理念とも通じるものがあり、とても身近で自分にも関係がある問題だと感じました。ジェンダーの話では、世界的に見ても日本のジェンダーギャップ指数が低いことを改めて認識しました。女性特有の健康課題の一つである更年期の症状は、知らないものも多かったです。女性であれば必ず持つ悩みなのかなと感じたので、率先して母を助けていきたいと思いました。まずは、母が苦しんでいたら「大丈夫?」などと自分から声をかけてコミニュケーションをとっていきたいです。

相模女子大学高等部
鈴木美波先生

本校は女子校ということもあり、女性特有の悩みを持っている生徒は多くいます。その上で、今回の講座は、生徒たちにとっても教員にとっても新しい考えを知る良い機会になりました。更年期の特有の症状は、思春期である生徒にはなかなか理解しにくいものではあったと思いますが、自分ごととして考える機会が与えられたと考えています。現代社会は何が起こるかわからない難しい時代になっています。生徒たちには、活躍する女性のロールモデルをたくさん見て「自分たちもできるんだ」という考えを持ち、諦めずにチャレンジしていってほしいです。

動画(2025年11月28日放送)

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