特別講座 ほか

桐蔭おもしろ体験教室2024「肌を大切に!~外からの刺激から肌を守ろう~」

開催日
2024年08月02日(金)
開催場所
桐蔭横浜大学(横浜市青葉区)
参加人数
近隣の小学生と保護者93名
講師
株式会社ファンケル
総合研究所
大濵寧之さん

体験授業では、実験や体験など子どもたち自らが手を動かし実践する時間を多く設けることで、サイエンスの学びを通してSDGsを好きになってもらえるように心がけました。子どもたちからは「明日から肌を大切に、しっかりと日焼け止めを使おうと思います」という感想もいただき、今後につなげていってくれたら嬉しいです。また、長期講座で学んでいる生徒たちに授業の準備からサポートをお願いし、たくさんの提案をもらいました。当日の状況に応じて率先して行動する生徒たちの姿を見て、自分で考えて行動することが未来の地球を守ることにもつながるのではと感じました。

「桐蔭おもしろ体験教室」は桐蔭横浜大学がキャンパス近隣の小学生を招いて「実際に見てさわって感じられる授業」を体験できるイベント。桐蔭学園小学校・中等教育学校、ファンケルをはじめとした近隣企業が「理科・医療」に関する様々な体験授業を開催しました。
ファンケルの体験教室のテーマはズバリ「お肌の科学」。
体験授業には、ファンケル神奈川SDGs講座の長期講座で学んでいるメンバーも白衣を着て参加しました。

はじめに「肌」にはどのような役割があるのかをファンケル講師が解説。
今回は、肌にダメージ与える「紫外線」について考えていきます。

光の一部である紫外線を知るために、ライトと水槽を使って光を分解する実験を行いました。
実験の結果から、紫外線は人の目には見えない光であることを知った子どもたち。「紫外線は紫色じゃないんだ!」と新たな発見に驚きの声を挙げる一幕もありました。
その目に見えない紫外線から肌を守るアイテムとして「日焼け止め」を紹介。
紫外線に当たると色が変わるビーズに日焼け止めを塗り、紫外線を当て色の変化を観察する実験や、顔に見立てた風船に日焼け止めをすみずみまで塗る体験を行いました。

本日の授業の最後は「洗顔パウダー」と「濃密もっちり泡立てネット」を使った泡立て体験。
日焼け止めは紫外線から肌を守ってくれますが、1日の終わりにしっかり洗い流すことが健やかな肌を育むためには重要です。
顔を洗う時はこすらず泡を転がすように優しく洗うことや、常温やぬるめのお湯で洗い流すという大切なポイントも学びました。
特にこの泡立て体験は子どもたちに大好評!「泡立てるのがとっても楽しい!!」という声が多く聞かれました。

そのほかにも講座全体を通して「今まで知らなかったことを知れて嬉しい!」や「日焼けの怖さや日焼け止めをきれいに塗ること、洗顔料を泡立てるのが大切だと知って勉強になりました。今日から活かしたいです」という感想もありました。

これまでは肌や日焼けについてあまり関心を示してこなかった子どもたち。日焼け止めをしっかり塗り、もちもちの泡で優しく洗顔する方法を学ぶことで自分の肌をケアする大切さを考えるきっかけとなったようです。

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