23年度第一回目のSDGs講座のテーマは、食品問題と若者の健康課題について。
食品ロスの問題や、若者が陥りがちな健康課題などを具体的な例を挙げながら紹介し、生徒同士でのディスカッションと意見の発表を行いました。
意見を発表する場面では、時間内では全員を指名しきれないほど積極的に手が挙がるため、講師とのじゃんけんで勝った生徒が発表をするという方式をとるなど、大変な盛り上がりを見せました。
最後の質疑応答でも「個人でできるSDGsの取り組みは?」や「ファンケルが食品ロスを減らすために実施している需要予測は、具体的にどのような方法で予測しているのか?」などの質問が寄せられ、SDGsの取り組みについて興味を持ち、今の自分にできることを見つけようとする様子が伺えました。
受講後の生徒からは「SDGsは以前から授業などで知っていましたが、ジュースの中には約12杯分の砂糖が含まれていることや、海外ではそれを訴えるポスターがあり、あえて税を高くする取り組みなどが行われていることを、今回の講座で初めて知り驚きました。」という感想が聞かれ、SDGsについて新たな気づきに繋がったようです。
単発講座
高校
健やかな暮らし 若者の栄養課題
- 開催日
- 2023年05月23日(火)
- 開催場所
- 横浜市立みなと総合高等学校(横浜市中区)
- 参加人数
- 高校1年生228名
- 講師
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株式会社ファンケル
機能性食品研究所
高野祐見子さん
SDGsの達成のために、まずは世界の栄養格差の問題や食品ロスの現状を一緒に確認しました。そして、日本に住む私たち一人ひとりにはどんな課題があり、何ができるかを考えていただきました。ディスカッションタイムの後には、大勢の方が積極的に発表してくださり、とても楽しい講座となりました。今回の講座をきっかけに、SDGsにより一層関心をもち、何か一つでも身近なことから行動を変えて、ずっと続けてもらえたら嬉しいです。
- 講師
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株式会社ファンケル
サステナビリティ推進室
中川亜衣子さん
食品ロス問題と若者の栄養課題について、どちらも身近な自分ごととしてとらえ、活発に議論をしていた様子が印象的でした。ディスカッション内容の発表もとても積極的で、たくさんの方の意見を聞けたのが良かったです。
この講座を通じて、自分には何ができるかを考え、明日からの行動を少しでも変えるきっかけになれば嬉しいです。