昨年に引き続き、横浜市の企業であるファンケルと石井造園が、環境問題についての講座を開催しました。
最初に、ファンケル講師からプラスチックごみ問題と、お客様とともに取り組む容器回収「FANCLリサイクルプログラム」を紹介。「プラスチックごみを減らすために自分たちにできること」について、子どもたちとディスカッションを実施しました。石井造園からは、土や自然の大切さについて、子どもたちにも分かりやすい事例を交えながら伝え、自然を守ることの大切さを語りました。
講座の最後に、ファンケルから使用済みの化粧品容器から生まれた植木鉢を、石井造園からはナデシコの花の苗を子どもたちにプレゼント。苗の植え替えと花を健やかに育てるコツを教わりながら、子どもたちは花の苗を植木鉢へ植え替えを行いました。

横浜市立飯島小学校
田中智彦先生
今年度の総合学習では「花で笑顔を増やしたい」という想いのもと、フラワーガーデンプロジェクトに取り組んでいます。その中で、地域の企業でもあり親しみあるファンケルと石井造園にもアドバイスをいただきたく、今回講座をお願いしました。SDGsの目標達成について考えることは小学3年生には難しいかと思っていましたが、参加型だったことで自分ごと化し、熱中して話し合う子どもたちの姿が見られました。ナデシコを植える活動では、子どもたちは笑顔にあふれ、SDGsを意識した活動が大切なものであり、楽しくて身近なものだと感じたようです。これからの自分たちの活動に新しい意識がもてる貴重な時間になりました。