単発講座

小学校

ファンケル×石井造園 リサイクル植木鉢を活用した環境講座

開催日
2024年09月27日(金)
開催場所
横浜市立飯島小学校(横浜市栄区)
参加人数
小学3年生71名
講師
石井造園株式会社
造園部長 樹木医
佐藤一将さん

植物が生育するために必要な土がどうやってできるのか、ということに焦点を当てて話をしました。落ち葉はやっかいもの扱いされますが、実は土を作るのになくてはならない存在です。自然では、落ち葉や動物、昆虫、菌類などが循環の仕組みを利用し、森を形成しています。今回の話を通して“自然の中には無駄なものはないんだ!”ということが子どもたちに伝わってくれていれば嬉しいです。生物多様性やネイチャーポジティブなど自然を守ろうとする言葉はたくさんありますが、何よりまずは自然に関心を持って思いやることが必要なのだと思います。

昨年に引き続き、横浜市の企業であるファンケルと石井造園が、環境問題についての講座を開催しました。
最初に、ファンケル講師からプラスチックごみ問題と、お客様とともに取り組む容器回収「FANCLリサイクルプログラム」を紹介。「プラスチックごみを減らすために自分たちにできること」について、子どもたちとディスカッションを実施しました。石井造園からは、土や自然の大切さについて、子どもたちにも分かりやすい事例を交えながら伝え、自然を守ることの大切さを語りました。
講座の最後に、ファンケルから使用済みの化粧品容器から生まれた植木鉢を、石井造園からはナデシコの花の苗を子どもたちにプレゼント。苗の植え替えと花を健やかに育てるコツを教わりながら、子どもたちは花の苗を植木鉢へ植え替えを行いました。

横浜市立飯島小学校
田中智彦先生

今年度の総合学習では「花で笑顔を増やしたい」という想いのもと、フラワーガーデンプロジェクトに取り組んでいます。その中で、地域の企業でもあり親しみあるファンケルと石井造園にもアドバイスをいただきたく、今回講座をお願いしました。SDGsの目標達成について考えることは小学3年生には難しいかと思っていましたが、参加型だったことで自分ごと化し、熱中して話し合う子どもたちの姿が見られました。ナデシコを植える活動では、子どもたちは笑顔にあふれ、SDGsを意識した活動が大切なものであり、楽しくて身近なものだと感じたようです。これからの自分たちの活動に新しい意識がもてる貴重な時間になりました。

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