単発講座

小学校

食品ロスと子供たちの栄養課題

開催日
2024年09月17日(火)
開催場所
横浜市立品濃小学校(横浜市戸塚区)
参加人数
小学4年生100名
講師
株式会社ファンケル
サステナビリティ推進室
中川亜衣子さん

今回は、食品ロスと子供たちの栄養課題についての講座を行いました。自分で考え、発表できる積極的な子供たちがとても多い印象でした。ディスカッションでは、自分の普段の食事を振り返り「野菜をもっと食べたほうがいい」「お菓子をつい食べてしまう」など、たくさんの意見を聞くことができました。自分には何ができるかということについて、一人ひとりが真剣に考え、すぐに行動しようとしてくれる子供たちが、とても頼もしく感じました。

今回の講座は、食品ロスと子供たちの栄養課題についてをテーマに開催しました。

まず最初に、世界と日本の食品ロスについてクイズ形式で学んだ生徒たちは、日本の食品ロスについて自分には何ができるかをグループで話し合いました。発表の場では「好き嫌いをなくして、なんでも食べるようにする」「買い物に行く前に、必要なものをチェックしてから行く」など様々な意見が挙がりました。
次に子供たちの栄養課題について。自分自身の食事を振り返る場面では「ついお菓子を食べすぎてしまう」「野菜不足」などが挙がり、気を付けたいこととして「余分な塩分や糖分を控える」「バランスの良い食事を摂る」「赤、黄色、緑の3色を意識する」などの意見が発表されました。

講座のまとめに講師からすぐにできることとして「給食はとてもバランスが良い食事。残さず食べることで、栄養にもよいし、食品ロス解消にもつながる」というメッセージが伝えられました。

横浜市立品濃小学校
宗村賢一先生

SDGsや環境問題の解決のために、自分たちが何ができるかを考えるきっかけづくりとして「食品ロス」「栄養課題」をテーマに講座をしていただきました。講座では、日本で一年間に廃棄される食べ物の多さや廃棄される種類の違いなどの実態を知り、ディスカッションで具体的な場面を挙げて自分にできる行動を考える子供たちの姿が見られました。また、健康に過ごすために欠かせない栄養素のことや給食がバランスのよい食事の代表であることを教えてもらいました。未来の自分の健康な身体をつくるため、よりよい世界を生きるために、今、自分に何ができるかを考えるきっかけになる貴重な時間になったと思います。

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