単発講座

高校

プラスチック問題について考える

開催日
2023年06月06日(火)
開催場所
神奈川県立柏陽高等学校(横浜市栄区)
参加人数
高校2年生302名
講師
株式会社ファンケル
サステナビリティ推進部
町田洸徳さん

今回はプラスチック問題に対する企業の取り組みとして「FANCL リサイクルプログラム」を紹介し、リサイクルに関する法律への対応も解説しました。講座を通して、生徒たちのプラスチックのリサイクルの仕組みや課題を解決することについて関心が高いことがうかがえました。未来を担う皆さんには、共にSDGsの達成に向けた活動ができることを願っています。

今回の講座はプラスチック問題の中でも、「海洋プラスチック」と「プラスチックを減らす方法」などについて開催されました。

まずは、海洋生物たちの生態系を脅かしかねないプラスチックの話がされ、続いて、プラスチックのメリット・デメリットを交えながら、そのプラスチックゴミを減らしていく方法についてディスカッションの時間が設けられます。
生徒からは「マイバックや紙ストローを使う」「お菓子の個包装を紙に変える」「マイボトルを使える自動販売機」など、たくさんの意見が挙げられました。
最後には企業のプラスチック問題への取り組みとして、ファンケルのリサイクルプログラムを例に、その内容とリサイクルに取り組む際に立ちはだかった問題について紹介されました。
少し緊張した様子だった生徒たちも、話が進むにつれ積極的に自分の意見を発言したりと、プラスチック問題について関心がうかがえました。

神奈川県立柏陽高等学校
湯本楓由さん

世界規模で実施しているSDGsですが、その活動は嫌々やるものではなく、世界を良くするために自ら進んで主体的にやるものだと、今回の講座を通じて改めて感じました。
プラスチック問題は海の生物たちだけではなく、いずれは私たちの身にも降りかかってくることなんだと、班でのディスカッションや他班の意見で考えさせられました。

神奈川県立柏陽高等学校
赤川未来さん

SDGsは学校の授業などで触れることが多く、ブラスチックゴミの危険性はある程度知っていましたが、今回の講座ではより深く知れるいい機会になりました。
みんなで話し合ったときに「日ごろからプラスチック製品を意識してみる」という意見があり、確かにストローが紙に変わった飲食店が増えてきたり、マイバックを持参する人が増えたりしているので、私もできることからやっていこうと思いました。

神奈川県立柏陽高等学校
近江一太先生

当校では、生徒自身が自由に課題を見つけその課題解決に向けて試行錯誤する時間があり、それの良いヒントになればと思い今回お願いしました。
生徒たちが、SDGsについて講師の方からの問いを受けて議論し積極的に発表したり、楽しそうに話しを聞いたりする姿が印象的でした。
今回の講座が生徒たちにとって、何かしらの刺激になってくれたらうれしいです。

動画(2023年6月23日放送)

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