特別講座 ほか

クイズで学ぶSDGs & 古新聞で「新聞バッグ」を作ろう!

開催日
2023年01月22日(日)
開催場所
西日本新聞社(福岡市)
参加人数
公募で集まった小学生と保護者 38名
主催:西日本新聞社
講師
株式会社西日本新聞社
二島朋美さん

新聞に触れる機会の少ない子どもたちも多いので、新聞に興味をもってもらうきっかけになったのではないかと思います。西日本新聞の用紙は、古新聞を75%利用していますので、読み終えた新聞はリサイクルに出したり、ビニール袋の代わりに古新聞をアップサイクルした新聞バッグを使ったりと、環境のことを考えながら活用の幅を広げてもらえたら嬉しいです。

講師
株式会社ファンケル
サステナビリティ推進室
中川亜衣子さん

ファンケルのSDGs講座と、西日本新聞社さまの新聞ができるまでの講座のあと、自分でできるSDGsとして、新聞を使用したアップサイクルのワークショップを行いました。普段、捨ててしまっているものも、新たなデザインやアイデアを加えることで、新しい製品に生まれ変わらせることができるアップサイクル。これを体験したことにより、「家でもやってみたい。」「モノを捨てる前に、他の何かに活用できないか考えたい。」などの感想があがり、嬉しく感じました。

今回はファンケルと西日本新聞社が合同で、小学生に向けてのSDGs講座と古新聞をアップサイクルしたバッグ作りのワークショップを開催しました。

ファンケルの講座は、世界では自分たちと同世代の子どもの多くが、毎日ごはんを食べれなかったり、学校へ通えなかったり、怪我や病気になっても病院に連れて行ってもらえないなど、苦しい生活を強いられている現状など、世界の子どもたちの課題をクイズ形式で学べる内容でした。
その他、日本のゴミ問題に関するクイズでは、空港が近い福岡市にちなんだ「日本のプラスチックごみの年間排出量である800万トンは、ジャンボジェット機、何機分でしょうか?」という設問に対して、その答えにとても驚くなど、身近なこととして考える子どもたちの様子がうかがえました。

西日本新聞社の講座は、同新聞社が発刊する環境に配慮した新聞についてのクイズや、新聞を使ったバッグ作りをしました。真剣に新聞バッグ作りに取り組み、完成したバッグを満足気に眺める子どもたちの表情がとても印象的でした。

クイズや新聞バッグ作りを通じて、子どもたち自身がSDGsを考え、リサイクル・アップサイクルを体験したことで「SDGsは自分たちにとって身近なこと」という感覚を育むひとときとなったようです。

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