今回の講座は、JVCケンウッドの荒谷さんと菅原さんが講師を務めました。
カーナビゲーションや音響製品などで広く知られているJVCケンウッドは「感動と安心を世界の人々へ」という企業ビジョンをもとに、さまざまなサステナビリティな取り組みを行っています。
講座では3つの事業分野についての説明があり、ドライブレコーダーは煽り運転や交通事故の防止、セキュリティシステムは安心安全な街づくりに貢献するなど、製品がどのようにSDGsに貢献しているのか学びました。デザインの考え方についての解説もされ、デザイン科の生徒たちは真剣な表情で聞き入っている様子でした。開発中のポータブル電源の紹介もあり、質疑応答では「おすすめのイヤホンはありますか?」と製品に興味を持つ生徒の姿も見られました。
最後にファンケル講師からも「SDGsは全員ができること。自分ができることを考えてみてほしい」というメッセージが伝えられ、講座は締めくくられました。
神奈川県立神奈川工業高等学校
橋本舞さん
CO2を削減するために自動車の渋滞を改善することから考えているという話が印象に残っています。デザイン科の私としては、デザインからプロモーションまでの考え方も参考になりました。また、自分に今できることを考えて行動した結果が未来につながるという話を聞き、自分も将来デザイナーになって何か未来につなげられるよう頑張っていきたいと思いました。
神奈川県立神奈川工業高等学校
若菜リカさん
SDGsについて大まかなことは知っていましたが、身近な企業がこんなに色々な取り組みをしているということは初めて知りました。今自分でやっていることといえばエコバッグを使ったりするぐらいで、社会に出た後に自分に何ができるのか分かりませんでした。今回、企業でもこういったSDGsの取り組みをしていることを知ることができて良かったです。