単発講座

高校

ダイバーシティ&インクルージョン

開催日
2026年05月14日(木)
開催場所
横浜市立みなと総合高等学校(横浜市中区)
参加人数
高校1年生232名
講師
株式会社ファンケル
マーケティング戦略統括オフィス 企画本部
松坂晃子さん

今回はダイバーシティ&インクルージョンをテーマに、ジェンダー平等や女性の社会進出のためにファンケルが取り組んでいることや多様性についてお話しさせていただきました。生徒の皆さんはとても活発にディスカッションや発表を行ってくれました。特に「なぜジェンダー平等が進まないのか」というテーマでディスカッションをした時に、想定していたよりも多様な視点の意見が出てきたことに驚かされました。講座を通して、生徒の皆さんが素直に自分の意見を言えることをとても素敵だと感じました。これからも自分の意見をしっかり周りに伝え、やりたいことを自ら切り開いて実現していってほしいなと思っています。

ダイバーシティ&インクルージョンをテーマとした講座が開催されました。今回は特に「女性の活躍」に焦点を当て、その現状や課題についても学ぶ内容でした。

講座はダイバーシティ&インクルージョンの解説とファンケルの取り組みの紹介からスタート。その後、生徒たちは「なぜ企業はダイバーシティ&インクルージョンを推進するのか」というテーマで最初のディスカッションを行いました。「SDGsに取り組むことで外部からの評価も良くなるから」「色々な人材の意見を取り入れることで、より良い商品を作ることができるから」などの意見が挙がりました。

次にジェンダー平等について講師から解説があり、日本はジェンダーギャップ指数の中でも、政治や経済の項目がまだ低いということを学びました。「日本でジェンダー平等が進まない理由はどんなことが考えられるか」というテーマのディスカッションでは、「昔の考え方がまだ根付いているから、新しい考え方が広がりづらい」「若者が政治に積極的ではない」「『女性だから〜、男性だから〜』という固定概念に囚われている人が多い」など様々な視点の意見が挙がり、講師たちも驚いた様子でした。

最後に女性特有の健康課題が取り上げられました。講師からの「更年期について知っていることはある?どんな症状があると思う?」という問いに対して、生徒たちからは「精神的にも身体的にもバランスが崩れる」「気持ちの浮き沈みが激しくなって感情的になったり、肌が荒れたりする」などの意見が出ました。その後、更年期にまつわる不調は100種類以上あることや、周囲に相談しづらい人が多いことに触れ、更年期の健康課題について考える動画を視聴。生徒同士で意見や感想を共有しました。発表では「更年期の色々な症状について知り、それを踏まえてお母さんと助け合える関係を築きたいと思った」「家族でもっと話をする時間を作りたいと思った」など、更年期について理解を深め、母親とより良い関係を築いていきたいという想いが多くあふれていました。

ディスカッションや発表に意欲的に取り組んでいた生徒たち。仲間との意見交換を通してSDGsへの理解を深めるとともに、自身の今後の働き方や女性の健康課題についても考える良い機会になったようです。

横浜市立みなと総合高等学校
宮川航太さん

今回のファンケルの講座を聞いて、将来自分にも働き方の選択肢がたくさんあるんだという風に感じました。またファンケルでは性別・国籍・障がいの有無に関わらず、様々な人が働いているのを知って驚きました。「女性の活躍」については、認識がまだまだ甘い部分があるので、もっと女性のことを理解できるようになれたらいいなと思いました。男性だけで働くよりも、女性がいることでよりフレキシブルで活発な意見が出ると思うので、男性と女性が一緒に働いて活躍していくのはとても良いことだと思います。更年期についてはあまり知らないこともあるので、自分の母親に対する理解ももっと深めていかなければと思いました。

横浜市立みなと総合高等学校
角田椎香さん

小学校の頃からSDGsを学んでいて、特に「ジェンダー平等」は弟と一緒に調べていてたくさん知っているつもりでしたが、今まであまり気づかなかったことを今回の講座で知ることができました。また、企業が取り組むSDGsはあまり知らなかったので、年齢や国籍などに関係なく、色々な人が働きやすい職場を作る「ダイバーシティ」の解説が印象に残りました。「女性はなぜあまり政治に関わらないのか」など今まで深く考えたことがなかったテーマも、クラスメイトとのディスカションを通して様々な意見を知ることができ、刺激を受けました。更年期についても初めてきちんと学べたので、これからは母にもう少し優しくしようと思います。

横浜市立みなと総合高等学校
石塚彩月さん

今回の講座を聞いて自分もしっかりSDGsに貢献しないといけないと感じました。講座の内容で驚いたのは、ファンケルの創業者が男性だということ。ファンケルのように、女性社員が活躍している会社があると思うと将来への希望になりますし、男女関係なく一つの目標に向かえる環境が素晴らしいなと思いました。男性、女性それぞれにしかわからないことがあると思うので、そういう意見を一つにまとめてどんな人でも使いやすいものを作り上げることが大事だと思います。更年期についても自分ごととして考えていくことが大事だと感じましたし、今は母に優しく接して、心を楽にしてあげたいと思いました。

横浜市立みなと総合高等学校
阿部生吹さん

SDGsに力を入れている企業の方々から直接話を聞くのは初めてで、色々なことを感じました。男女格差が身近にある意識はなかったのですが、データで見ると世間にはまだ格差があることがわかり、自分の子どもの世代には残さないようにしたいと思いました。また、日本のジェンダーギャップ指数が低いのは私たちにも少し責任があるように感じ、これから経済を担っていく私たちが頑張らなければ!という気持ちになりました。そして「女性特有の健康課題」に配慮した働き方を考えてくれる企業や、ファンケルのように多くの人にアンケートをとって意見を取り入れている企業もあると知り、自分も意見や要望をどんどん発信していきたいと思いました。

横浜市立みなと総合高等学校
津田武校長

今回の講座は、女子生徒が多い本校にとって大変ためになる内容でした。「女性の活躍」について生徒たちには考え続けてほしいですし、社会で本当に活躍する人材として一歩前に踏み出せる存在になってくれることを願っています。更年期の健康課題については、私自身も実は知らないことが多いことに気づきました。生徒たちにとっても、更年期症状の理解や母親との関係を深めるために役立つ内容だったのではないかと思います。講座では、実社会の中で女性がどう活躍しているのか教えていただき、学校としても非常に助かりました。地元の企業との連携はすごく大切だと考えているので、こうした取り組みを一緒に広げていきたいと思っています。

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