今回は「食品ロス」と「栄養課題」についてフォーカスし、講座が行われました。
「食品ロスについて、どんな対策ができるか」という問いに対し「食べ残しをしない」や「買いすぎない」など様々な意見が挙げられたほか「みんなが買いたいと思える商品を作って、売れ残らないようにする」という率直な意見に、ファンケル講師陣が思わず襟を正す、という一幕もみられました。
栄養課題については、無理なダイエットなどによって起こる「隠れ肥満」や「月経異常」など、身近な問題について紹介することで、SDGsが遠い国の問題ではなく、一人ひとりが今の自分に何ができるかを考え行動することの大切さを伝えました。
質疑応答では「おすすめの化粧品」や「ニキビの治し方」など女子高校生らしいものや「パッケージデザインについて」など幅広く質問が寄せられ、終始とても賑やかな講座となりました。
単発講座
高校
「健やかな暮らし」:若者の栄養課題
- 開催日
- 2022年10月17日(月)
- 開催場所
- 中村学園女子高等学校(福岡市城南区)
- 参加人数
- 高校1年生296名
主催:ファンケル 福岡SDGs講座実行委員会 後援:福岡県教育委員会
- 講師
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株式会社ファンケル
機能性食品研究所
高野祐見子さん
みなさんとても積極的な姿勢で講座が盛り上がりました。
自分の健康について見直すことも立派なSDGs活動になるので、将来、家族の健康のことなどを考えていってほしいと思いました。
SDGsは難しく考えず、身近なところから自分たちにできることを見つけて行動してもらえることを期待します。
- 講師
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株式会社ファンケル
SDGs推進室
中川亜衣子さん
生徒たちはSDGsのことをよく知っていて、すでにコンポストを活用していました。食品ロスのことについても「うん、うん」と興味深く聞いてくれたのが印象的でした。
一人ひとりができること、それが小さなことでも、行動することによって未来が変わっていく実感をしてもらえたらと思います