今回は海洋プラスチックの社会課題をテーマに、社会背景やプラスチック削減のために一人ひとりができることなどについての講座を開催しました。
「プラスチックごみを減らしていくためにできること」についてのディスカッションが行われ、各クラスの代表者が発表。「使い捨てプラスチックを使わない」「プラスチックに税を導入する」「生活者がプラスチックごみを拾う仕組みを作る」などさまざまな意見が飛び交いました。
生徒からは、意見交換を通して自分の班で出てこなかった意見がたくさん知れて良かったという感想も挙げられ、生徒同士で学びを深めていく様子などが見られました。
横浜市立戸塚中学校
橋山莉空さん
正直私は、今までSDGsを全面的に打ち出している企業は、SDGsをイメージアップ戦略のための道具として考えているのではないか、という悪いイメージを持っていました。しかし、ファンケルなどの企業はSDGsに取り組むための費用などで赤字になることもあると聞いて驚きました。私なら環境保護やイメージアップの恩恵のために赤字になるリスクは背負えないと思ったからです。社会のためにSDGsに取り組むファンケルが本当にすごいと思いました。
横浜市立戸塚中学校
鳥羽ゆず先生
今回の講座では、地球環境のために私たちにできることとして「海洋プラスチック問題」についてお話をしていただきました。クイズなどを通してSDGsやプラスチック問題について楽しみながら学ぶことができました。講座の後半では、プラスチックごみを減らしていくためにできる取り組みについて生徒たちで議論し、講師の方にコメントをいただきました。実際に企業で行われている取り組みなどを体験しながら学ぶ機会を通じて、生徒たちが社会の中で環境に対する興味や関心を高め、自分自身ができることについても考えるきっかけになりました。