今回で5回目となった長期講座。始めに、実際に完成した化粧品ボトルと箱が披露されると生徒たちからは大きな拍手が沸き起こりました。
7月から始まった取り組みが目に見える形となり、生徒たちの意識もより前向きになっているようです。
この日のテーマは、前回に続き、化粧品ボトルを使って世の中の人たちにSDGsを広めるための情報発信について。
生徒たちが今すぐできることとしてあがったのが、サステイナブル研究部のホームページやSNSを使ったPRのほか、学校内でのPR活動でした。
学校内でのPRについては朝のホームルームの時間にクラスを回ってのチラシ配り、校内の壁新聞スペースの活用、お昼の校内放送での紹介といった案が出ただけでなく、実際にポスターやチラシの作成も進んでいました。
そして今回、多くの時間を割いて話し合ったのが、メディアアプローチについてです。
この取り組みを新聞やテレビ、ラジオ、雑誌などに取り上げてもらうためのニュースリリースの作成を進めていますが、そもそも、この取り組みのニュースバリューはどこにあるのかを考えるところから議論がスタート。
生徒からは「高校生がSDGsの活動をしているのが流行?」「企業と高校のコラボに価値があるのでは」「そもそもサステイナブル研究部自体が珍しい」といったように様々な意見が。
生徒たちがすでに作成したニュースリリース案をもとに、今後は伝えるべきことや伝えたいこと、興味を引くフレーズなどを整理していきます。
また来年1月の商品発売日に合わせて生徒たちが参加するPRイベントを実施することも検討中です。
様々な方法で世間のSDGsへの意識を高めるというミッションにアプローチしていきます。
サステイナブル研究部
嘉陽春香さん(1年生)
ファンケルの人たちを通して、商品づくりの楽しさや熱が伝わってきました。
こういった体験をしたことがないので、これからどうなるのか予想がつかないのですが、できるだけ多くの人にSDGsというものを身近に感じてもらえたらというか、自分ごと化してもらえたらいいなと思います。