今回の講座は江戸川区立松江第二中学校の横浜校外学習として、SDGsへの学びを深めるために開催されました。
講座のテーマは「企業が取り組むSDGs」。まずは海洋プラスチック問題に焦点を当て、プラスチックの良い面や悪い面を学ぶことからスタート。このままプラスチックの使用量が増え続けると、2050年には海中のプラスチック重量が魚以上に増加するなど、環境への影響についての理解を深めました。その後「プラスチック削減のために自分たちにできること」を班ごとに話し合い、各班1人ずつ発表。生徒たちからは「マイバッグを持参して、コンビニの袋を無くす」「ボトルを買わずに詰め替え用を買う」「自分でお茶をつくって、マイボトルを使用する」など、たくさんの意見が出ました。
最後に、ファンケルが取り組んでいる「容器プラスチック使用量の削減」や「容器回収プログラム」などのSDGs活動が紹介されました。メモを取りながら、最後まで真剣に講座の内容を聞いていた生徒たち。その真摯な姿勢から、SDGs学習への熱意が感じられました。
江戸川区立松江第二中学校
神保優羽さん
ファンケルという会社名を聞いて、最初は化粧品だけを取り扱っている会社だと思っていました。しかし講座を受けて、健康サプリも販売しているなど初めて知ることがたくさんありました。その中でも、化粧品のボトルがSDGsのことを考えて作られていることに驚きました。使用済みのボトルを回収して植木鉢にリサイクルし、ガーデンネックレス横浜に寄贈することで、プラスチックの削減や緑を増やすことができるので、とても良い活動だなと思いました。生活の身近なところにSDGsが関係していることを知ることができ、勉強になりました。今回の講座を通じて、ボトルを買わずに詰め替え用を買ったり、マイバッグを持ち歩くなど、これからの未来に向けて自分たちができることを探し、実践しようと思いました。
江戸川区立松江第二中学校
小林寛仁さん
今回の講座を通じて、SDGsに対する取り組みについて知ることができました。特に、容器に使用しているプラスチックの量を約40%も削減したことに驚きました。また、プラスチックパッケージを紙素材に変更することで、よりプラスチックを減らすことができることにも驚きました。他には、ファンケルという社名の由来や成り立ちについても知ることができ、とても嬉しかったです。今回の学習で学んだことを、これからの生活に活かしていき、SDGsを身近に意識していきたいと思います。とても楽しく学ぶことができました。ありがとうございました。