単発講座

小学校

小学校の文化祭で取り組む食品ロス削減

開催日
2023年11月18日(土)
開催場所
横浜市立仏向小学校(横浜市保土ケ谷区)
参加人数
小学6年生26名

2023年9月14日に行ったSDGs講座以降、子どもたちは食品ロス問題についてさらに学びを深め、11月18日の文化祭では、捨ててしまうはずの規格外野菜を活用したカレー販売と、規格外野菜の販売にチャレンジしました。
カレーのごはんには、栄養たっぷりのファンケルの発芽米を活用。たくさんの方に食べていただけるように、また、残して食品ロスが出てしまうことのないように、カレーはミニサイズでの販売をしました。
規格外野菜カレーは大好評で、250食以上が完売。食べた方からは、「すごくおいしい。本来だったら捨ててしまう野菜だなんてもったいない。」「形が少し変わっていても味は変わらずおいしかった。」販売した子どもからは「規格外野菜のおいしさを伝えることができた。」「今後も規格外野菜のおいしさを伝えて、少しでも捨てられる規格外野菜を減らしたい。」などの感想が挙がりました。

横浜市立仏向小学校
福原創先生

おいしく食べられる野菜が捨てられてしまっていることをご存知ですか。「規格外野菜の現状」について知り、問題だと思った子どもたちと、できることはないかと考えてきました。地域の農家の方に規格外野菜が無駄になってしまう可能性を教えてもらい、利用方法を検討しました。そして、「規格外野菜は、大きさや見た目(傷など)に問題があってもおいしい」ということをたくさんの人に知ってもらうことで、食品の「もったいない」を減らすことができるのではないかという意見にまとまりました。そこで、実際に食べてもらおうと計画を立て、カレー作りが始まったのです。これからも、子どもたち自身で、自分たちにできることを考え行動するきっかけづくりをしていこうと思います。

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