vol.3 桐蔭学園小学校×ファンケル SDGs講座

桐蔭学園小学校の生徒たちとファンケルが、SDGsについて
そして誰にとっても身近なスキンケアのことを知る、長期講座をスタートしました。
今回の講座で目指す取り組みは
SDGs & スキンケアの深い関係と大切さを理解したうえで
「商品デザインの協創」
「スキンケア促進のアイディア開発」
「SDGsとスキンケアの関係と大切さを世の中に伝える」の3つ。
小学生ならではの「なぜ?」「どうして?」という率直な疑問。
小学生ならではの「わかった!」「そうか!」という理解から生まれる柔軟な発想。
1年間にわたる子どもたちの挑戦は、どんな結果を生むのでしょうか。

1

海のこと、
海に捨てられる
プラスチックごみのこと。
考えてみよう、自分たちができること。

魚が食べられなくなる前に、少しでも今から向き合わないと間に合わない!

プラスチックのメリットとデメリットがよくわかった。
プラスチックごみを減らすためにできることをやっていきたいと思った!

ちゃんと知ってるよ、SDGsのこと。

「SDGsやりません、って言ったら何か罰がある?」そんな問いに、
「「「「ない〜〜〜っ!」」」」と全員で大きな返事を。
すでに学校でSDGsについての学びをスタートしており、今のうちから自分ごと化できている生徒たち。
そんな生徒たちと一緒に考える、第一回目講座のテーマは「海洋汚染と海洋プラスチック問題」。
・プラスチックで海が汚れたり困ったりしていることは?
・プラスチックごみを減らすために、自分たちでできることは?
この2つについてグループごとに意見を交わし、積極的に発表。
また自分たちが知っていた「3R」に加え「4R」の考え方、そして次回のテーマにも関わる「環境ストレス」のことに触れ、第一回目講座は終了しました。

2

実はよく知らなかった、
皮ふって何?
結構みんな知っていた、
スキンケア。

肌の健康が、環境汚染やSDGsとも関係があることを知って驚きました。 自分の肌だけではなく自分の1つの行動でみんなの肌が悪くなると考えると、環境に良い生活をしたいと考えました。

大気汚染や温暖化による環境の変化が、 肌の健康に悪影響を与えていると知ってびっくりしました。

スキンケアは、誰がするもの?

「A大人・B子ども・C男の子・D女の子。このうちスキンケアは誰がするもの?」
この問いに、生徒たちはA~Dそれぞれに手を挙げますが、その答えは、全員。

SDGsの「ジェンダー平等」の項目と同じく、スキンケアは“男女関わらず、必要と思う人が自分の意思で取り組むもの”という学びを皮切りに、「肌を理解すること。また、スキンケアの大切さを理解すること」をテーマにした第二回講座はスタートしました。
皮ふの体への役割やその構造や厚み、また自分たちの年代の肌状態など、肌そのものについて学んだ上での、スキンケアの基本となる「洗う」「うるおす」「守る」の3つの解説に、なぜその3つが重要なのかをしっかり納得できたようです。

最後に、ファンケルからピュアモイスト 泡洗顔料をプレゼントされ、生徒たちは今日からやってみよう!と意気込んでいました。

講師紹介

池田 麻里子

株式会社ファンケル 総合研究所

基盤技術研究センター

池田 麻里子

生徒の皆さんに、どんな言葉なら伝わるか、どんな表現なら興味を持ってもらえるか、不安な気持ちで当日を迎えました。講座では、皆さんとても元気で積極的で、スキンケアについて詳しい方がいたり、私自身とても楽しく刺激のある時間を過ごすことができました。第二回目の講座でお話ししたように、SDGsは環境問題だけではなく、スキンケアによって自分を大切にすることも一つの大事なSDGsであるという意識が高まってくれたなら嬉しいです。

中川 あゆ

株式会社ファンケル
化粧品事業本部

化粧品商品企画部

中川 あゆ

「商品の使いやすさとは?」というテーマで、自分たち向けの商品を作るとしたらどんなものがいいか、生徒の皆さんにデザインから商品の使用性までを実際に体験しながら考えていただきました。こちらが驚くくらい活発な意見交換と柔軟な視点で、私自身新たな気づきをもらいました。この講座を通して、生徒の皆さん一人ひとりが自分の肌に興味を持ち、スキンケアに取り組んでみようと前向きな気持ちになってくれることを願っています。