単発講座

高校

プラスチック問題

開催日
2025年01月14日(火)
開催場所
神奈川県立鎌倉高等学校(鎌倉市)
参加人数
高校1年生302名
講師
株式会社ファンケル
サステナビリティ推進室 
山内善文さん

プラスチック問題について考えるきっかけになればと思いお話しました。未来のためにまずは現状を知ってもらい、今から一人ひとりができることを取り組んでいただければと思います。使用済み化粧品容器のアップサイクル品についての皆さんの意見は、我々では考えつかないものが多くとても参考になりました。生徒の皆さんはSDGsのことを真剣に考え理解していただいてる様子だったので、社会に出てSDGsの分野で周りを引っ張っていく人材になってもらえたら嬉しいです。

プラスチック問題について講座が行われました。

講師から日本は世界で2番目に年間のプラスチックを捨てる量が多いという話を聞いた後、プラスチックごみを削減するために自分たちができることをディスカッションしました。生徒からは「ボトルではなく、詰め替え用のパックを買う」「リサイクルできるものは、ちゃんとリサイクルボックスに持っていく」などの具体的な対策が挙がりました。

後半は、ファンケルが行っているプラスチック問題への取り組みを紹介。「使用済みの化粧品容器のアップサイクル品として、どんな物なら欲しくなるか」について再びディスカッションが行われました。「ミニチュアが流行っているので、容器を加工してファンケル商品のミニチュアキーホルダーにする」「使い終わったら洗って水鉄砲が作れる容器にすれば、SNSで人気が広がる」ということや、衣服やアクセサリー、スマホケースなど、たくさんの意見がありました。

最後に、講師からは「一人ひとりの行動が社会課題を解決する第一歩だということを考えてほしい」と生徒たちにメッセージが伝えられ講座は終了。生徒にとって、プラスチック問題について真剣に考える時間になったようです。

神奈川県立鎌倉高等学校
樫原章介さん

通っていた中学校がSDGsに力を入れていたので、世界のプラスチック問題は認識していました。今回の講座で同じ地元企業のファンケルがプラスチック容器の削減など、SDGsに取り組んでいることを知れて良かったです。最近は街中でマイボトルに給水する場所ができているので、自分もマイボトルを持ち歩くようにしてプラスチック削減に貢献していきたいです。

神奈川県立鎌倉高等学校
片岡颯大さん

講座を受けるまではSDGsは社会全体で解決する大きな目標というイメージがあり、個人的にはあまり関係ないと思っていました。海洋プラスチックごみの70%は街から流れてきたものという話が印象に残っています。自分たちの行動を変えていけば海洋プラスチックごみは減ると感じました。今回の講座のように4Rなど、具体的な話をして周りの人にもSDGsの大事さを知ってもらい、みんなでできることをやっていきたいと思いました。

神奈川県立鎌倉高等学校
岡田雅彦先生

本校は探究活動に取り組んでおります。ファンケルの力をお借りして生徒のためになると思い講座の開催をお受けしました。身の回りのことだけではなく、海洋など広い範囲まで考えなくてはならないことに気づかせてもらいました。ファンケルの取り組みを知ることで、問題にコミットしていくにはどうしたらいいかを考えるいい機会になったと感じています。将来生徒たちが社会にでて活躍するときに、環境問題に対してきちんと責任を果たす存在になってもらえれば嬉しいです。

動画(2025年1月22日放送)

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