長期講座

<第7回>

プレゼンテーションに向けたリハーサル!「伝わる」情報を発信しよう!

開催日
2023年01月30日(月)
開催場所
桐蔭学園高等学校(横浜市青葉区)
参加人数
高校1年生20名
講師
株式会社ファンケル
広告戦略部
岩本浩昭さん

メディア向けプレゼンテーションのリハーサルでは、一生懸命内容を考えてくれた痕跡が垣間見える内容でした。学生らしい発表内容と発表方法で、本番では、メディアの方がいつも聞いているプレゼンとの違いから、新鮮な気持ちを抱いてくれると思います。いくつかの改善点を修正して、将来の思い出に残るようなより良い発表に作りあげてもらいたいです。また、講座の終盤には、これまでの講師5名に対する質問タイムを設けました。フランクな質問から仕事観や働き方に関することまで幅広い質問が出て、親御さんや学校の先生以外の大人から話しを聞けたことが刺激になったようです。未来の生徒たちがどんな大人になっていくのか、とても楽しみです。

メディア向けプレゼンテーション本番を控えた7回目講座前半は、生徒たちとファンケルで作った動画のお披露目をしました。
生徒たちは、自分たちで内容を考え、絵コンテをもとに出演・撮影した動画を、少し照れながらも感慨深い様子で観ていました。

今回の講座のメインは、2月19日にメディアを招待して行うプレゼンテーションのリハーサル。
前回講座で話し合った内容を踏まえ、生徒たち自身で台本を作成して練習を重ねてきました。ファンケルをはじめ大人たちが見守る中、緊張した様子でリハーサルに挑みました。
結果はファンケル講師も関心するくらいの出来栄え。
ただやってきたことを羅列するだけではなく、会話シーンを盛り込むなどの工夫を凝らし、よく考えられた発表に講師たちからは「こんな発表の仕方をするとは思わなかった。逆に自分が学ぶことができて、とても面白かった!」や「予想していたものよりも、150%くらい良いプレゼンになっていた」という声が上がりました。
また、「記者はプレゼンの内容をニュースとして仕上げる必要がある。そのためには〝事実がちゃんと伝わること〟が重要。プレゼンとしてとても面白いが、記者たちがどう受け取るか、相手の立場に立って考えることも大切」という指摘や、スライドに関して「場面ごとの区切りが視覚的にもわかりやすくなる工夫をすればもっと良くなる」などといったアドバイスに、生徒たちはメモを取りながら真剣に耳を傾けました。

最後は、ファンケル講師に対しての質問タイムが設けられキャリア教育が行われました。特に「なぜファンケルに入社したのか?」という質問に対しての講師たちの実体験を交えた回答は、これからの将来を考える生徒たちにとって、とても有意義なものとなったようです。

次回はいよいよ最終回。
メディアを迎えてのプレゼンテーション本番の様子や、ファンケル 銀座スクエアでの生徒たちの職業体験の様子をお届けします。

諏訪和香奈さん

リハーサルをファンケルさんに見ていただいたところ、とても高評価だったのが率直に嬉かったです。
三つあるボトルデザインの中から一つを選ぶ過程では、堅苦しい感じではなく、「このデザインはココがかわいいよね!」というふうにみんなと会話しながら決まったので、その楽しかった様子も伝わるように台本を作りました。デザインをどれにするかで意見が別れて接戦だったところから、みんなで話すうちに「やっぱりそれがいい!」と満場一致でデザインが決定した流れをセリフにしてまとめるのが難しかったです。
今回ファンケルさんに指摘いただいた点も含め、本番ではこれまでの過程を知らないメディアの方にも「その理由だったらこのボトルに決まるよね!」と、納得してもらえるようにもっと練習したいと思います。

三崎莉愛さん

完成した動画を見せてもらって、自分がメインで映るシーンがあったので少し恥ずかしかったです。けれども、ファンケルさんが素敵に作ってくださったので、とても良い動画になったと思います。また、内容や絵コンテから自分たちで考え、想いを込めることができたので、動画を見た人が「リサイクルをやってみたい!」と思っていただけるようなものができたと思います。
プレゼンのリハーサルではファンケルさんからは高評価をいただいたのですが、自分としてはボロボロだったと思うので、今日のアドバイスを踏まえてもっと練習したいと思います。本番では、ファンケルさんがリハーサルの出来を忘れるくらいに、素晴らしいプレゼンができるよう頑張りたいです!

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